ロゴ

宮城県大崎市鹿島台を発信中

イメージ
嬉しかったこと、辛かったこと〜フローラ平山様 その12〜

By 北浦 令偉, 公開日 2022-01-31T03:00:00.000Z

嬉しかったこと、辛かったこと

サラリーマンから一転、花農家という現場に戻られて9年間、どんなことが嬉しくて、どんなことが一番辛かったのでしょうか?

 

(平山さん)

サラリーマン時代に比べて、当たり前ですけど、お客様との距離がすごい近くなりましたよね。直売所に出荷するようになって、直接のお客様の声も聞けるようになって。花束の商品改良を行っていくうちに、お客様の数も増えましたし。最近は、もっぱら妻が直売所に品物を持っていくんですけど、いろんなお客様にいろんな声をかけてくださるそうです。「平山さんの花じゃないと、もう飾れないのよ。」なんて、お客様にすごく言われるみたいなんです。私が配達している時もそうだったのですけど、そういった声をかけてくださる方が多くて、「すごく長持ちするし、すごくきれいだし、お仏壇にも、玄関にも、お部屋にも花を飾るのが楽しくなるよね。」って、お客様の声がストレートに聞けるんです。生産・販売している側からすれば一番の励みになる。お客様との直接の接点が無い、市場に出している時やサラリーマン時代には、感じることができなかった喜びですね。作りがいがあるっていうんですかね、励みになるんですよ、直接、お客様に感想を言ってもらえるって。やってて面白いんですよ、誰かの役に立ってるんだなってことが実感できる、近くに感じるっていうのは。しかも、声をかけてくださる方はみな、地元のお客様ですからね、そういうのは気持ちとして「ああ、やってていいな」って思いますよね。

 

辛かったことは・・・なんでしょうね、辛いことって忘れるようにできてるんでしょうね。忘れるっていうか、具体的に思い出せないっていうか、いろいろありましたけど、なんでしょうね、何か一つって言われると難しいですね。